2012年7月26日木曜日

台湾で必要なものメモ

(電源プラグ)2ピン→3ピン変換アダプタ
Panasonic アースターミナル付変換アダプタ WH2881P  (こちらのほうが安い)
サンワサプライ  2P→3P変換アダプタ TAP-AD1RN (少し値段が高い)

台湾の電源プラグ・コンセントは日本と同じと言われます。 しかし、台湾ではアースも一体化した3ピンのプラグも使えるコンセントがあります。
その場合は、アースは3ピン目に差すことになります。つまり、日本でアース接続が必要な家電製品を用いる場合は、2ピンから3ピンに変換するプラグが必要になります。ところが、これが台湾では見つかりません。(3ピンの電源プラグを2ピンのコンセントに差すためのアダプタは、容易に入手可能です。)
アースのコードを直接、コンセントの3ピン目に突っ込みましたが、 出来れば、ちゃんとした変換アダプタがあったほうが良い気もします。

接触型スマートカードリーダー
台湾では、銀行のATMカード(キャッシュカード)はほとんどがICチップ内蔵です。これを読み込む接触型スマートカードリーダーがないと、ネット上での銀行取引ができません。
日本では「ネットバンキング」といえば、ひたすらパスワードなどを多用しています。しかし、正直こんなの覚えきれず、変なところにメモしたり、暗証番号カードなんて余計なものを渡されるハメになります。これはこれで、安全性を高めるためかもしれませんが、利便性を損ねている気もします。
台湾では日本以上に、ネットバンキングの安全性に神経をとがらせています。そのため、日本のようなネットバンキングでできるのは、残高照会と公共料金の支払、自分の持っている同一銀行の口座間(外貨預金口座など)の資金移動ぐらいです。そのかわり、「ネットバンキング」(網路銀行)とは別に、ATMカードを使った「ネットATM」(網路ATM)なるものが存在しています。この「ネットATM」のために、台湾にATMカードはICチップを内蔵しているのです。
接触型スマートカードリーダーなんて、高いんじゃないのかと思われがちですが、台湾では200元(600円弱)前後で入手できます。こちらでは「ATM晶片讀卡機」として、大型スーパーでも売られています。中には160元ぐらいの激安品もあります。逆に安全性を高めるため、暗証番号入力キーを備えたカードリーダーハッキング対策を施した「神盾」(イージス艦並の防御力?)カードリーダーもありますが、やはり売れ筋は200元前後のもののようです。
銀行ATM以外にも、政府が発行する「自然人憑證」やプリペイドカードの読み込みもできます。「自然人憑證」は日本の住基カードに近いものですが、ネット上から申請できる(受け取りは窓口)ことや、ネットからの納税にも用いられるなど住基カードとの違いもあるようです。台湾はすでに「國民身份證」があり、市民全員に識別番号があることも背景にあるのかもしれません。外国人の場合は、居留証で代用します。ちなみに、ネットバンキングでのログインにも、これらの身分証の番号が必要です。